小島よしおさんに学ぶ思考裁断

いやなことがあったときや、突然悲しい記憶がフラッシュバックしてきたとき、マイナス思考から抜け出せなくなったとき、精神的につらいとき、みなさんはどう対応されていますか?

私は、思考裁断という方法を採用しています。

 

 

思考裁断とは

例えば、何かに対してマイナスの感情が出てきたとします。

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そこで、「あぁ、私はこう思っているのね」と、まずは今現在の自分の気持ちを客観的に見つめ、続いて「そうなのか。以上!」で終わらせるというもの。

自分の感情をいじくりまわさずに、スパっと捨て去るというか、思考を強制終了をさせるというか。

そういう方法を、思考裁断というのだそうです。

私がそういう方法にたどり着いた、とお友だちに話したら、彼女にその言葉を教わりました。

なるほど!確かに紙や布をスパン!と裁断するのに似ています。

常に思考裁断できるわけではないのだけれど、私はいったんマイナス思考になると、あとは自動的にどんどん泥沼化する一方になってしまうので、この方法ですっきりさせるのが一番よいようです。

もちろん、ほかにも方法があると思うので、ご興味のある方はいろいろと試してみて、ご自分に合うものをぜひ、見つけてみてください。

 

思考裁断のポイント

ポイントは、思考裁断する前に、自分の感情をよく確認すること。

実際に何かを裁断するときも、「この線で切るのだな、よし!」と確認しますよね。

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PixabayのHairdresseroooによる画像です

それと同じで、「あぁ、私は今、そんな風に思っているのか」と、自分の感情を見つめる。肯定するでもなく否定するでもなく、ただニュートラルに。

それをしないと、どこで切ったのか、わからなくなってしまうからです。

切る場所をきちんと確認してから裁断します。

すると、「そこで切ったのだから、ハイ、もうおしまい!」となるわけです。

 

小島よしおさん

さて、話は突然変わりますが、私は毎週日曜日19時からBS12(トゥエルビ)で放送中の、「小島よしお&狩野英孝のチャリお遍路」という番組が大好きです。

毎回、楽しみに見ております。

番組の内容はタイトル通り、お笑い芸人の小島よしお氏と狩野英孝氏が、自転車で四国八十八か所を巡るというもの。

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PixabayのFree-Photosによる画像です

道中いろいろあって、とても楽しいのです。

その番組のことはともかく、私はそれまであまり、小島よしおさんのことを存じ上げませんでした。

もちろん海パン一丁で繰り出される例のネタは知っているけれど、それだけ、というか。

しかし、番組内で見る小島さんは、私の知っている小島さんではなかったのです!

もちろん、私の小島さんについての知識が著しく乏しいせいもありますが…

私には、海パンで白目をむいているおもしろい人、というイメージしかありませんでした。

番組でお遍路をしていると、たくさんの方に出会います。

すると、小島さんの態度のなんと紳士的なことか!なんて優しくきちんとしている方なのか!!

彼のすばらしさを知り、すっかり応援モードに。

そしてそのスマートなふるまいだけでなく、よく見ると、見た目もスラっとスタイルがよくて、知的な雰囲気を漂わせておられます。

やっぱり、イメージって大切なのだなぁ。

それはさておき、先日の放送で、お宿で一緒になった別のお客さんに請われて、小島さんがネタを披露するシーンがありました。

例の「そんなの関係ねぇ!」を、お風呂で裸で披露していたのです。

最初は笑いながら見ていた私ですが、久しぶりにそのネタを見ているうちに、ふと気がついたことがありました。

「そんなの関係ねぇ!」って、もしかしたら思考裁断なのでは?ということに。

私が思考裁断を知るもうずっとずっと前から、小島さんはそのことをご存じで、ずっと実行されていたのだ、という事実に、私はただ驚愕するばかりでした。

 

そんなの関係ねぇ!

このネタ、ご存じの方は多いでしょうが、念のため。

ネタの始まりは、トークから始まります。そこで何かを言い間違えたりして失敗すると、「下手こいたー!」と落ち込みます。

そこから音楽が流れ始め、それに合わせて動きながら失敗を振り返りつつ、「でもそんなの関係ねぇ!」と続くわけです。

これ、思考裁断と同じだ!

「下手こいたー!」で、「あ、私、また負のループにはまりつつあるな」と気がつく。

失敗を振り返るところは、「私は今こういう風に思っているのだ」と確認する。

「そんなの関係ねぇ!」で、「以上!」と終わらせる。

そしてこのネタの秀逸なところは、ここだけではないのです。

最後の部分、「はい、おっぱっぴー!」。これです。ここ重要。

締めのおっぱっぴー

おっぱっぴーって何?

以前、ご本人が、「オーシャン・パシフィック・ピース」の略とおっしゃっていました。確か、「太平洋はPacific Oceanだよ!」と誰かに突っ込まれていたような気がしますが、まぁ、それは置いておいて。

要するに、「太平洋上の平和」ということ。

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Pixabayのjoneybrainによる画像です

太平洋。大きな海です。

ロシア、アジア諸国からオセアニア、数々の島国、北米・南米大陸の西海岸まで。

広い海に接して、または海に浮かぶたくさんの国があります。そしてそれぞれの国に、多くの人々が暮らしています。

そして、一時的に海の上におられる方も。

海洋資源開発、漁業、船舶の航行、調査、保安関係など、海の上でお仕事をされている方。

さらにさらに、宇宙から見れば、太平洋上を飛ぶ航空機も、海の上の仕事と言えましょう。

客船や旅客機の利用客を入れれば、ものすごい数の人々が、たとえ一時的だとしても太平洋上にいるわけです。

その幸せを願うなんて…

すばらしい!

 

外に目を向けることの大切さ

落ち込んでいるときは、そのことばかりにフォーカスしてしまいがち。

それなのに、「おっぱっぴー」は、かなりの広範囲(太平洋)の平和まで願っている!

すごい。

良い気分でいられないときは、バシッと思考裁断して、外に目を向ける。

太平洋の平和を願うことはできなくても、楽しいこと、身の回りにある幸せを見つけてみる。

あのネタに、ご機嫌に生きるためのエッセンスがこれほど凝縮されていたとは。

小島よしおさん、おそるべし!

確かに彼は、いつも明るくて楽しそう。きっと、たいへんなこともあるのだろうに。

というわけで、私の心の師匠とすることに決定。

まずは、自分なりの思考裁断ワードを探そう。

それが見つかるまでは「そんなの関係ねぇ!」をいただき!

心の中だけで行うので、どうかお許しを。

 

おまけ

この記事を書き終えて検索してみたら…

彼のこのネタはお笑い芸人としてだけではなく、幸せな生き方の指針として各方面に絶大な人気を誇っており、支持を得ているもよう。

別に新発見ではありませんでした。失礼しました!

しかしながら、せっかく「大発見だ!!」と鼻息荒くここまで書いたので、このお話はこのままにしておきます。

実感することの大切さを学んだ、記念碑的なものとして。