伊能忠敬ゆかりの小江戸水郷佐原街歩き

鹿島神宮と香取神宮参拝を終えたあとに向かったのは佐原。

小江戸水郷佐原の街歩きに出発です。

鹿島神宮、香取神宮のお話は、こちらからどうぞ。

 

www.nekoashifumino.com

 

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小江戸佐原

私が「小江戸」と聞いて思い浮かぶのは、

  • 埼玉県川越市の蔵造りの街並み
  • 栃木県栃木市の巴波川とこちらも蔵造りの街並み
  • 千葉県香取市の水郷佐原

です。

調べてみたところ、数ある小江戸のうち、代表的なものはやはり上記3か所であるもよう。

そんな3大小江戸(勝手に命名)のうちのひとつ、佐原はこんなところです。

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うーん、素敵。

小野川沿いに古い商家が立ち並ぶ風景は実に美しく、魅力あふれる街です。

 

水郷佐原

水郷とは、茨城県と千葉県の境、利根川下流の低湿地帯のことを示すコトバです。

佐原は水郷ど真ん中の街。

ここまでは水郷をスイゴウと読む場合の意味ですが、同じく水郷と書いてスイキョウと読むこともあります。

その場合は、川などの景色が美しい町、という意味になるのだそう。

佐原は水郷(スイゴウ)であって、水郷(スイキョウ)でもあるのです。

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街並みもさることながら、橋と川沿いに植えられた柳もまた、すばらしい。

佐原の道路は美しく整備してあって、車も通るけれど交通量はそれほど多くなく、小野川沿いにお店や休憩所がところどころにあるのが、観光客に優しいところ。

 

遅歩庵いのう

街歩きをひととおり楽しんだら、ひとやすみしたくなりました。

樋橋(とよはし)のたもと、伊能忠敬記念館のはす向かいにある喫茶店、遅歩庵いのうさんへ。

このお店の御主人は店名からもおわかりのように、伊能さんとおっしゃいます。

佐原で伊能さんと言えば…

そう、あの伊能忠敬さんのご子孫にあらせられます。

田舎しるこ。

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漆塗りのお椀、打ち出の小槌柄のお茶碗、木のお膳は、すべて江戸時代のものなのだそうです。

さすが!

江戸時代のお宝を使ってみたい!という方は、田舎しるこをおすすめします。

おしるこのほかにコーヒーやアイスクリーム、ケーキもあります。

お店の外側には、謎の看板が。

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なんでも「東京バンドワゴン」というテレビドラマの撮影に使用されたのだとか。

私はそのドラマを存じ上げないのですが、こんなすばらしいところでロケをしたのなら、さぞ美しい映像になったことでしょう。

地元の名士の方のおうちが脈々と続いていることに、静かに感動したのでありました。

 

伊能忠敬記念館

休憩でパワーチャージしたら、伊能忠敬記念館へ。

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伊能忠敬は、50歳を過ぎてから、日本全国を測量して歩き、わが国最初の実測日本地図をつくりあげた人物です。

記念館では、忠敬の人生を年代順に追い、その業績の結晶である伊能図をあますことなく紹介いたします。

(伊能忠敬記念館パンフレットより)

私は地図が好きです。

折り目をバリバリ言わせながら紙の地図を開くときのあのワクワク感と言ったら!

冊子型の地図のページをぱらぱらめくるときのあのドキドキ感と言ったら!

壁に貼った世界地図を毎晩寝る前に眺めるのが、私の至福のひとときです。

そんな私がここを素通りできるはずがありません。

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大きな商家の伊能家の敷地だった場所に建つこの博物館には、国宝に指定された2,345点の資料が所蔵されています。

国宝になったのは、2010年6月29日だったそうなのですが、私は「遅い!」と思いました。あの時代にこのクオリティですよ!もっと早く評価していただきたかった。

伊能忠敬が中心となって作成した地図を伊能図と呼びます。

現代の地図と比較しても、多少の経緯度のズレがあるくらいの正確さ。

当時、シーボルトがこっそり持ち帰った伊能図を見たヨーロッパの人々は、どう思ったのでしょう。

きっと、驚いただろうなぁ。そのようすを見てみたかったなぁ。

伊能忠敬氏については、まだまだ熱く語りたいところですが、長くなりそうなのでこのへんで。

ご興味のある方は、ぜひお立ち寄りください。

 

伊能忠敬旧宅

樋橋のたもとに戻ると、川の向こう側に伊能忠敬旧宅が見えます。

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その目の前には、観光船の下り場があります。私は乗りませんでしたが、人気のアトラクションのようです。

橋を渡って振り返ると、こんな趣ある風景が。

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伊能忠敬旧宅は、無料で見学することができます。

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忠敬は伊能家に生まれ育ったのではなく、他家から婿入りしました。

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大店の主人だった忠敬は隠居後、地図の勉強に本格的に取り組み始めました。

自分よりもずっと若い師に教えを請い、弟子たちと日本中を歩き回って地図作りに励んだ忠敬。

当時の50代は、元気で若々しい働き盛りの現代の同年代の人々とはずいぶん違うはず。

思い込みや世間の常識とされているさまざまなことに価値を置かず、自らの信じる道を突き進んだ忠敬の生きざまは、時を経て現代に生きる私たちに、すばらしいお手本を示してくれています。

 

フォトジェニックな佐原

私はいつも、スマートフォンでこのブログに掲載する写真を撮影しています。

愛用の機種は特に高機能なものではない上に私にはカメラの心得はないので、それほど美しい写真が撮れるわけではありません。

主に記録用として、いろいろな場所でカメラ機能を利用しているだけです。

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しかし、そんな私でも、この街並みの撮影は楽しかった!

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歩きながらあれもこれもと、一体何枚撮影したのやら。

インスタグラムをしている方や、カメラに凝っている方なら、もっともっと美しい瞬間をとらえることができるのでしょう。

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そして、帰宅後に写真をチェックして気がついたこと。

この通りには、電線と電柱が一切ない!

それが、この場所をさらに美しく見せていたのです。

やるな、佐原!

 

佐原後日談

佐原を訪れた数日後、美容院で雑誌を読んでいた私。

スタッフさんが私のために用意してくれたのは、女性週刊誌、ファッション誌、普段のお料理系(お弁当やおかずなど)の雑誌。

「あぁ、どれもあまり興味ないな」と思いつつ、仕方なくお料理系を読んでいたら、私の担当さんが、「お好きなの、こういうのじゃないですよね~」と、私のために持ってきてくださった雑誌たちがまさにツボ!

その中から私が選んだ雑誌は、お散歩旅系。メインの記事は鎌倉でした。

楽しく読み進めていたら、巻末になぜか佐原の特集記事を発見!

やっぱり素敵だな、と写真を眺めていたら、遅歩庵の店主ご夫妻や私が歩き回った風景がきれいに掲載されていて、なんとも不思議な気分に。

こういうのを、シンクロというのでしょうか。

私にとって、佐原は不思議なご縁を感じる場所となりました。

 

水郷佐原の街並みへのアクセス

鉄 道

JR成田線佐原駅より徒歩10分

自動車

東関東道香取佐原I.C.より10分

町並み観光駐車場 千葉県香取市佐原イ1718

  • 料 金  500円
  • 利用時間 9:00~17:00
  • 台 数  70台

 

伊能忠敬記念館へのアクセス

千葉県香取市佐原イ1722‐1

JR成田線佐原駅より徒歩15分

  • 料 金  500円
  • 営業時間 9:00~16:30
  • 休館日  月曜日(祝日は開館)・年末年始

 

伊能忠敬旧宅へのアクセス

千葉県香取市佐原イ1900‐1

JR成田線佐原駅より徒歩15分

  • 料 金  無料
  • 営業時間 9:00~16:30
  • 休館日  年末年始

 

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