猫ブームってなんなん?猫と暮らすということ

歌手の宇多田ヒカルさんの「歌姫ってなんなん」というツイッターが大反響を呼んでいます。

周囲からの期待や勝手に貼られたレッテルというものは、気になるもの。特に、有名な方ならどこへ行っても何をしていても何か言われてしまうから、たいへんなのでしょう。

私は有名ではないので彼女の心中を推し量ることしかできないけれど、その「なんなん」には、大いに共感するところがあります。

なぜなら、昨今いろいろなところで聞いたり目にしたりする、「猫ブーム」というコトバ。これを聞くとなんだか落ち着かない気持ちになってしまうのです。

その落としどころのない気分にぴったりなのが、まさに「なんなん」。宇多田ヒカルさん、ありがとう! 

 

 

そもそもブームとは?

ブームって、何かが急に流行するということ。そして、それは一時的で長くは続かないもの。

古くはベビーブームや女子大生ブーム、女子高生ブームなどがありました。

ベビーブームは、統計の中で、ある年だけ突発的に出生率が上がる=一時的なもの。これは統計学的な数字から読み解いた上でのブームであって、何か社会的な理由があったりします。だからちょっと毛色が違うかな。

女子大生ブームや女子高生ブームなんて、今は昔感満載ですが…

彼女たちがファッションなどの文化の中心になる刹那的な存在として君臨していた時代があったことは確かです。やはり、ブームと言えましょう。

 

ブームの種類

ブームって、去ってしまえばそのままみんなが忘れてしまうもの。

あとは何かの時に思い出したり、一時代の象徴としてクローズアップされるもの。

そしてそのブームには、2種類あると思うのです。

これまでの生活になかった目新しいものと、昔から身近にあったけれど急に取り沙汰されて再注目されるもの。

目新しいで言えば、日本初上陸!的なもの。ティラミスとか、タピオカとか。

既存のものなら、たい焼きや、パンケーキ(もともと日本ではホットケーキとして親しまれてきましたよね)。

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それぞれ、バーッと新しくお店ができては、いつの間にか消えてゆく。期間限定感があります。(私はティラミスもタピオカも大好きですが取り扱っているお店が少ないのが残念!)

カルチャーや食品は、いわば消えモノ。社会で消費されてゆくものであるから、栄枯盛衰は必定かと。

 

猫ブーム

では、猫ブームはどうでしょう?

猫の飼育数が犬を越えた、というニュースが世を駆け巡った通り、猫と暮らす人は増えました。

でも、それ、ブームというコトバでくくって、一過性のものにしていいの?と思うのです。

猫の一生は人間よりも短いけれど、人も猫も、生物の寿命なんて、誰にもわかりません。個体差もかなりあります。もしかしたら、飼い主よりも猫の方が長生きする可能性だってあるのです。

そして、飼い猫の数が増えたからと言って、殺処分数は減っていないという事実は、どう見ればよいのでしょう。

そう考えると、私はどうしても、「猫ブーム」というコトバを受け入れることができないのです。

 

動物のブーム

動物にも、ブームはあります。

ウーパールーパー、エリマキトカゲなど(これまた古いな)、これまで日本人がその存在すら知らなかった未知の動物もいれば、パンダのように、ずっと一定の安定した人気を誇りつつも、赤ちゃんが生まれた、とか、新しく動物園にやってきた、とか、ニュースになるとブーム再燃!となる動物も。

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そんなブームなら私だって、「へぇ、そんな生き物がいるんだ」とか、「あら、それはよかった」と思います。

だって、それらの動物は、一般に普及していないから。知人や隣人が飼育している、という話は聞いたことがありません。(もしかしたら、私が知らないだけでいるのかもしれませんが…)

もしもその動物たちの人気が一時的なものになってしまったとしても、水族館や動物園の飼育員さん、いわばその道のプロたちが責任をもってきちんとお世話をしてくれる、という安心感があります。

また、身近ではない動物の場合、文化としての一面もあると思うのです。

例えば文房具などのグッズが販売されたり、キャラクターが開発されたり、その動物自体の人気とはまた別の流れができる。

それもまた楽しいことなので、ブームとして受け入れることができます。

 

猫と暮らすということ

猫との暮らしは、楽しいものです。愛くるしい猫のしぐさを見るだけで、私はいつも幸せな気分になります。

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しかし忘れてはいけないのは、命を預かっている、ということ。

言うことを聞かない、大切なものを壊された、噛まれた、引っ掛かれた、なんて当たり前。

猫はただかわいいだけの、ぬいぐるみではないのです。

食べて排泄をして、ケガをしたり病気になったりもします。つまり、お金もかかります。

その覚悟はあるか?責任をもって、面倒をみることができるのか?

私は猫と暮らし始めたばかりのころに思ったことがあります。

「どうか、この子よりも1分1秒でも長生きできますように」

この子の命は私次第。この子は私を信じ切って頼って生きてゆくのだから、と。

そしてその願いは、私の人生の指針のひとつになっています。

もちろん、そんなシリアスな思考になることよりも、おもしろかったり、癒されたりする場面の方が多いのですが。

パソコンのキーボードの上を歩いてこんなメッセージをくれたりします。

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たまにとんでもないボタンを押してくれて設定が変わってしまい、戻すのに苦労するときもありますが、それもまた楽しい。

背中のファスナー風のものを丸見えにして、寝ているときもあります。

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開けたら、中から何が出てくるのだろう?

「かわいい!」「楽しい!」と思うこともあれば、「あーあ」「こら!」と思うこともある。

怒ったり悲しんだりしても、最終的には笑ってしまう。ネタとして、誰かに披露したくなる。

人間と暮らすのと、さほど変わりがないのかもしれません。

私は、猫と暮らして変わったこと、というか、変えたことがあります。

私はこれまで、部屋にかわいい置物や雑貨を飾るのが好きでした。

でも、猫が来てからは、その小さなモノたちを破壊されたり紛失したりが相次いだため、飾るのをやめました。

それから、出しっぱなしもやめました。

洗濯物を畳んで置いておいたら、ちょっと目を離した隙になぜか高かったブラウスだけが攻撃されていたり、帰宅後バッグを置きっぱなしにして大急ぎで家事をしていたら、猫キックと猫パンチがさく裂していたり。

とにかく、モノはすぐに片づける。

いたずらをしたときに猫を叱ってもあまり意味がないということに気がついてから、いつの間にかシンプルライフを目指すように。

私にとって本当に大切なものは何か?を考える機会を得、ライフスタイルがよい方に変わったのです。

とにかく一年中毛が抜けるので、まめに掃除をするようにもなりました。

猫の毛が目立つので、黒っぽいボトムスを穿かない、など、ファッションにも変化が。

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それはそれで楽しく、新しい世界が開けました。ありがたいです。

 

猫ブームに乗るのなら

猫ブームに乗るのなら、まずは文化としてのブームに乗ってみるのはいかがでしょう?

猫についての映画や本に親しんでみたり、かわいいグッズを買ってみたり。

それで生活が豊かになるのなら、ステキなブームです。

そしてブームに乗じて猫と暮らすのであれば、何があろうと一生猫ブームを続ける覚悟で!

よろしくお願いします。

 

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