岩槻城址公園夜桜と太田諏訪神社本殿

さいたま市岩槻区にある、岩槻城址公園へ行きました。

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600本の桜の木がある、桜の名所なのだそうです。

夜桜見物へ、いざ出発!

 

 

岩槻城址公園の夜桜

お花見スポットとして有名なこの場所は、夜もにぎやか。

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露店もあり、大行列でした。

ちびっ子からご年配の方々、ご家族連れ、カップル、お仲間同士など、さまざまな人々が、思い思いに夜のお花見を楽しんでおられました。

中には、立派なカメラで真剣に撮影をされていた方も。写真好きの方にも人気の撮影スポットのもよう。

園内では、菖蒲池周辺がライトアップされていました。夜桜を楽しみたい方は、この池周辺がおすすめです。

私はお散歩しながらの移動お花見だったので、園内をぐるりと一周歩きましたが、暗い場所もありましたので、ご注意ください。

お手洗いがいろいろなところに複数あるので、安心してお花見を楽しむことができます。

 

土塁と空堀

空堀跡は、「ふるさと散策路」として、遊歩道になっていました。

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写真右側の高くなっている部分は、土塁です。

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階段を下りて、少し歩いてみることにしました。

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この暗い部分が、空堀の部分です。夜に城攻めをしたら、先頭の兵たちは落ちるに違いない!

日中には、市民の方々の憩いの場になっているのでしょう。

 

岩槻城の歴史

岩槻城は、室町時代末(15世紀中ごろ)に築かれたのだそうです。

江戸時代には江戸北方の守りの要として重要視されたため、有力な譜代大名の居城とされたとのこと。

歴史ある場所です。

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こちらは、「黒門」という名で親しまれている岩槻城の城門だったものです。

明治維新後に埼玉県庁の表門として移築されて使用されていましたが、戦後に返還され、この城址公園に設置されたとのこと。

実際にお城のどの位置にあったのかは不明なのだそう。

三の丸の藩主居宅の長屋門であったといわれている、貴重な遺産です。

 

野球場

公園の敷地内には、野球場があります。

照明がついていたので、誰かが使っているのかな、と思いきや…

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夜桜見物のために、明るくしてくれていたのでした。太っ腹!

野球場のぐるりには桜が植えられていて、立派な木々が美しいお花を咲かせていました。

誰もいない明るい球場を見ていたら、なぜか名作映画、「フィールドオブドリームス」を思い出しました。どこからか、シューレスジョーが出てきそう。トウモロコシ畑ではありませんが…

観客席に座って、静かにお花見を楽しんでいる方もおられました。

私も遠慮なく腰かけて、しばらくこの粋なはからいを楽しみました。

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野球場の周囲の桜を見ながら、再びお散歩開始です。

ナイター照明がまるでお月さまのように、夜桜を照らしてくれていました。

 

太田諏訪神社

駐車場の横に、坂道がありました。

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もちろん、行ってみました。

右側のフェンスの向こうは、埼玉県立岩槻商業高等学校の敷地です。

いいところにあるなぁ。きっと歴史ある学校なのでしょう。

暗くてよく見えなかったものの、広い敷地を持つ立派な学校であることはよくわかりました。

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坂の上には、神社がありました。太田諏訪神社です。

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江戸時代前期(1639年)の神社で、17世紀前半の建築的特徴を残す、貴重な神社建築なのだとか。

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市の有形文化財(建造物)に指定されているそうです。

 

夜桜の魅力

駐車場の隣には、真っ暗な広場がありました。

赤い三角コーンが置いてあったので、混雑時には臨時駐車場として使用されているのかもしれません。

そこにも、立派な桜の木々がありました。

照明がまったくないのでわかりにくいのですが、発見してしまったからには、行かずにはいられない私。

本当に暗いので、足元に注意しつつ歩きました。

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フラッシュをONにして撮影しました。

たくさんの花をつけた木々の長い枝たちが、まるで私に向かって手を差し伸べてくれているようでした。

明るいうちに見たならば、その眺めはさぞやみごとなことでしょう。

暗いところを桜を眺めながら歩いていたら、突然、坂口安吾の『桜の森の満開の下』を思い出した私。

昔の人は、暗闇の中にぼんやりと白く浮かぶ桜の花を怖いものだと思っていたのです。

その美しさゆえに妖しく人々の心をとらえ続ける夜桜。

明るいところでワイワイ楽しむのもいいけれど、暗い場所で夜桜の魅力と対峙してみることも、この時期の私の楽しみです。

岩槻城址公園は、そんな夜桜見物にぴったりの場所でした。

きっと、昼間はまた別の顔を見せてくれるのでしょう。

歴史と桜を楽しむことができる、ステキな公園でした。

 

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