愛猫のケガの理由 真犯人は?

静かな夜。

パソコン作業をしている私のまわりを、うろちょろ遊びまわっていた我が愛猫。

飛び跳ねたり走ったり、ひとりで楽しそうにしていたので、背中で気配を感じつつも作業に没頭していた私。

すると突然、

ドーン!

ものすごい音が家中に響き渡ったのでした。

「何事!?」

『金田一少年の事件簿』ばりに、部屋を飛び出した私。

一体、我が家で何が!?

 

 

事件の真相

家中を確認したところ、とりあえず事件性はありませんでした。

ものが落ちた、もしくは倒れた形跡もなし。

となると?犯人はこの中にいる!!

目を真ん丸にしてこたつに籠城を決め込んでいる愛猫が、1番あやしい。

というか、もう、それしかありません。

推測するに、遊んでいるうちに2階の吹き抜けから1階へ落下、『いなかっぺ大将』のにゃんこ先生よろしく、にゃんぱらりとなんとか着地はしたものの、体への衝撃と精神的ショックで、こたつにお籠りにおなり遊ばした次第なのでは?

ケガをしていないか確認したくても、我が愛猫はこの夜、天岩戸にお入りになった天照大神状態。

どんなに呼びかけても、こたつからまったく出てこない。

いつも夜は私と一緒に寝るのに、結局ひとりこたつで一夜を明かしたのでありました。

 

大嫌いな動物病院へ

翌朝。

こたつをのぞくと、まだ中で固まっていた愛猫。

ごはんを食べた形跡はあったのでひと安心しましたが、いったいどうしたものか?

動物病院が大嫌いな我が愛猫。

体に負担がかかるので、できるだけ連れて行きたくないけれど、心配ではあります。

とりあえずようすを見ることに。

朝の猫ごはんの用意をしていたら、あっさりこたつからお出ましになったので、食欲はあるもよう。

ごはんを食べたら、ひょこひょこと再びこたつへお戻りになられました。

やっぱり、歩き方がおかしい。右の後ろ足を引きずるように歩いていたのです。

「よし、お医者さんへ行こう!」

決心したものの、ここからがたいへんでした…

移動用のハードケースに入ってもらうのに四苦八苦。

だっこしてそっと入れようとすると、大声で鳴きながら足をつっぱってがんばる愛猫。

格闘の末なんとか、できるだけそっとケースに押し込むことができ、出かけたのでありました。

 

痛み止め

獣医さんの診断は、「打撲」とのこと。痛み止めを注射してもらうことにしました。

「ようすを見ておかしいと思ったらまたすぐに来てください」

と言われ、無事に診察終了。

f:id:nekoashifumino:20190319114931j:plain:w600

帰宅直後、近ごろ御寵愛のホットカーペットの上に座り込む愛猫。

お疲れさま、よくがんばったね。

このあと、ホットカーペットの上で眠り続けること1時間。

 

お気に入りのお昼寝場所

眠る愛猫のそばで、つきっきりで見守っていた私。

目を覚ました愛猫が伸びをしながら起き出してきました。

すると、ぴょん、といつものお気に入りのお昼寝場所へ飛び乗ったではありませんか!

f:id:nekoashifumino:20190319123308j:plain:h600

そしてそこで甘える愛猫。

『アルプスの少女ハイジ』の名場面、「クララが立った!」シーンを見たかの如く感動する私。

あぁ、よかった。これできっと大丈夫。

そのあと、またしても眠り始めた我が愛猫。この場所でお昼から夜まで、ずっと寝ていました。

f:id:nekoashifumino:20190319162259j:plain:w600

夜になって、少しは動けるようになったけれど、やっぱりまだ体調は万全ではないもよう。

2階から落ちたのだもの。あの小さな4つの肉球で、衝撃と全体重を受け止めたのです。

この程度で済んだのだから、上等上等。

 

まさかの真犯人

それにしても、愛猫はなぜ落ちてしまったのだろう?

吹き抜けには腰高の壁があります。そこに乗るのが小さいころから大好きだった愛猫。

落ちたらたいへん!と初めて彼女がそこに乗ったところを目撃したときは、クッションやら毛布やらを下に敷き詰めて大騒ぎしたものですが…

あれから11年!

その間、1度も落下したことはなかったのです。

私の反応もいつの間にか、

「ああ、また乗ってるね。楽しいかい?」

と声をかけるくらいのものになっており。

はて、ベテランかつ手練れの吹き抜けクライマーが、いったいなぜそんなミスを?

弘法も筆の誤りとか、猿も木から落ちるとか、そういうこと?

わからないまま時は過ぎ、しばらくしてからふと壁を見ると、黒い羽根を持つ虫が。

「君かー!?」

そう、真犯人は、黒い羽虫だったのです。

あの夜、あんなに愛猫がドタバタ動き回っていたのは、この虫を追いかけていたから。

そして吹き抜けから落下したのは、虫に夢中でいつもの力加減で飛べなかったから。

玄関の出入りもしくは洗濯物の出し入れのときに家の中にに入ってきたと思しき虫。

もちろんその虫は、すぐさまそっと外へ逃がして差し上げましたとも。

 

春の注意事項

虫たちの動きが活発になる春。

実際、どんどん明るい時間が長くなり、あたたかい日が増えてきました。

これから、虫が家の中に入ってくることが増えるでしょう。

私は虫が苦手です。いやだな、と思っていたけれど、愛猫のため、ますます警戒を怠りなくしたいと思います。

虫を見つけたら、すぐに逃がすべし!

 

後日談

事件から数日が経過し、おかげさまで我が愛猫は、すっかり元の怖いものなしのおてんば娘に戻っています。

痛かったこと、怖かったことは忘れていいから、ここは危ない、ということだけは覚えておいて。

いつまでも、元気でいてね。

私も、虫を家の中に入れないように、細心の注意を払うから。

愛猫のためだけでなく、虫がものすごく苦手な私自身のためにも!