資格を手放す

資格の更新のお知らせが届きました。以前、仕事で必要だったものです。でも、今の私には?さて、どうしよう。 

がんばって取得した資格

当時の職場で、お金を出してもらって取得した資格です。

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この資格は5年ごとに期限が来て、再登録が必要なのです。その際、レポート等を提出の上、申込金を支払う、というシステム。もう5年も経ったのか。早いなぁ。 

資格取得前に、仕事と家事の合間にせっせと勉強した日々を思い出します。仕事で必要だったので、学習費用と受験費用は会社が出してくれたのですが、それがまたプレッシャーで。就寝直前に勉強すると脳が覚醒してしまって眠れなくなってしまったので、入浴前の時間とお休みの日を、学習時間に充てていたのでした。当時の私、よくがんばった! 

しかし、退職した今となっては、私の人生にこの資格は必要なのか?更新してまで手元に置いておきたいものなのか?疑問が湧いてきたのでありました。 

資格に対する執着

はっきり言えば、現在の私の生活には、この資格は必要ありません。ならば、スパっと更新しません!となればいいのですが… なかなか、そうも言えないのが、情けないところ。それは、「せっかく取得したのにもったいない」という執着があるから。あんなにがんばって勉強したのに。いつか、役に立つかもしれないし。 

結局、お知らせが届いてからたっぷり3か月迷いました。もういらない?いやいや、まだいるかもしれない。逡巡する日々。 

そしてある日、これはモノの断捨離と同じなのでは?ということに気がついたのです。 

断捨離とお片づけは別モノです。お片づけは、不用品を処分する、という行為のことですが、断捨離は精神的なものが介入してきます。ということを、お友だちから学びました。断捨離は自分を見つめなおして己の本心を知る、という、なかなかハードな作業です。例えばお洋服の断捨離に、「高かったから」とか、「あまり着ていないからもったいない」とか、そういう雑念は必要ないのです。自分はどう思うのか、ただそれだけ。それを教えてもらってから、ずいぶん作業がはかどるようになりました。 

さて、今回の資格の場合は? 

「これ、いる?」に対して、「いるかも。あんなに勉強したのに、もったいない」「必要ではないけど、何かの時に役立つかもしれないから、持っていようかな」など、出てくる出てくる、付属品。 

ここで、きちんと自分に問い直します。心を落ち着けて、じっくりと。 

資格の価値

今回は、もったいない病からなかなか抜けられなかった私。必要ないとわかっていながらも、手放したい、でももったいない。を、行ったり来たり。これ、何かに似ている。そうだ、まだ断捨離を知る前の私の心情、不要な高級品に対する気持ちにそっくりです。例えば、ハイブランドのバッグに当てはめると、ぴったり納得。 

もう長いこと全然使っていない。でも、高かったし。みんなが知ってる人気のブランドだし。もったいない。

なるほど。私の決断を邪魔しているものの正体は、「見栄」でした。これがあれば、履歴書の資格欄に一行多く記入することができる。資格を名刺に書き込めば、箔がつく。 

ほら、見栄以外の、何ものでもありません。 

私にとって資格の価値は、そこにあったのです。 

冷静になるためには

私、見栄っ張りだな。それはともかく、どうしよう。ぐずぐず思い悩んでいるうちに、期日が近づいてきました。意を決して、きちんと動かねばなりません。 

まずは、資格更新のための必要事項を確認します。

  1. 定められたプログラムの学習またはレポート提出
  2. 更新費用の支払い

では、1から。

Q. これできますか?やるならきちんとしなくてはいけませんよ?

A. 面倒だな。やりたくない。

続いて、2について。

Q. お金が必要です。更新費用は、20,480円です。

A. 高い!もったいない!!そのお金があったら、あれもできるしこれもできるし…

 答えが出ました。 

迷ったときの解決策

あっという間に、決断できました。悩み続けた3か月間は、いったいなんだったのか。こうやって具体的に考え始めれば、すらすら決まります。同じく更新が必要でかつお金がかかる資格、例えば自動車運転免許だったら、迷うことなく毎回更新します。お金もきちんと支払います。だって、私の生活に本当に必要だからです。

迷った時点で、疑う。これがポイントです。 

モノも資格も一緒なんだな。もしも将来、この資格が必要となったら、またがんばればいいや。そんな日はきっと来ないけれど。 

手放しても残るもの

私は、この資格を手放します。しかし確実に残るものがあります。

それは、自分ががんばったという事実。そして、この資格から得た知識。それらは私のこれからの人生において、きっと役に立ってくれることでしょう。

 

2019年は、本来の自分に戻るための大きな流れの一年になるそうです。自分に本当に必要なものを見極めて、うまくその流れに乗りたい。決断には覚悟と勇気が必要だけれど、不要なものを握りしめたままで不本意な人生を送るよりもずっといい。心からそう思います。まだまだ手放すべきものは、たくさんありそうです。

じょうずに手放すことができれば、その隙間にもっとステキなものがやってくる。これからも、恐れずにどんどん手放してゆきます。

 

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