三ノ輪の円通寺で上野寛永寺の黒門を見る

完全ノープラン、単なる思いつきで三ノ輪界隈へ出没した私。

ジョイフル三の輪のおはなしは、こちらからどうぞ。

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昼食のあとにお茶を飲んでいたら、ふと思い出したことがあったのです。

それは、少し前に訪れた上野公園でのできごと。

幕末の上野戦争で壮絶な戦いを繰り広げた彰義隊のお墓参りをしたときに、たまたまその場にいらした方から、戦場となった寛永寺の黒門が三ノ輪の円通寺に移設されているというお話を伺ったのでした。

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 「そういえば、ここは三ノ輪。円通寺、行ってみる!?」

調べてみたところ、私がいた喫茶店、白鳥さんからとても近い場所に円通寺はあることが判明。

これは、行くしかありません。

 

商店街でお惣菜を買ってからにしようか一瞬迷いましたが、おいしそうなにおいのする袋をぶらさげて行くのも何なので、お買いものは帰りがけにすることに。

駅までの通り道だから、再び寄って、じっくり見ておいしいものを選ぼう。

そんなことを考えながら、ジョイフル三の輪から歩くこと2~3分。

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三ノ輪の円通寺

円通寺に到着しました。ほんとに近い!

円通寺は、上野戦争で亡くなった彰義隊士の遺体を引き取った縁で、旧幕府方に与して戦った戦死者たちの供養の拠点となったそうです。

外の道路からも黒門が見えるので、すぐにわかりました。

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上野寛永寺の黒門

せっかくなので近くから見ようと、金網のところへ行ってみました。

黒門にたくさんの穴が開いているのが、おわかりでしょうか?

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無数の弾痕が残る黒門

すべて弾痕です。まさに、ハチの巣状態。

当時の激戦ぶりが目に浮かぶようでした。

こんな最新式の飛び道具を使われてしまったら、勝てるわけがないでしょう。

彰義隊士たちは、どんな思いで戦闘していたのだろう。

この光景は私にとってあまりにも衝撃的で、しばらく立ちすくんでしまいました。

そのあと黒門の裏にある彰義隊士のお墓へ行くつもりだったのですが…

急に背筋がぞわぞわしてきて、全身に鳥肌が立ってしまいました。

もうこの場から立ち去ろう、とそのまま急いでもと来た道を引き返すことに。

建物などに残った刀傷は平気なのですが、銃弾の痕を見るのは苦手ということが判明しました。

それでも、見ることができてよかった。

歴史的価値のある、たいへん貴重なものです。

大切に保存してくださってありがとうございました。

 

逃げるように駅へ向かい、電車に飛び乗ってから気がつきました。

お惣菜、買い忘れた!

 

アクセス・情報

円通寺

東京都荒川区南千住1-59-11

  • 都電荒川線「三ノ輪橋駅」より徒歩3分
  • 東京メトロ日比谷線「三ノ輪駅」より徒歩5分