Cafe & Meal MUJI のタルトタタンを食べにゆく

タルトタタンをご存じですか?

遠い昔、フランス語の教材に登場したタルトタタン。

先生の、

「私はアップルパイよりもタルトタタンが好きです」

という言葉をずっと忘れられなかった私。(フランス語は瞬時に忘れ去りました!)

タルトタタンとは、りんごのタルトのこと。

型にお砂糖とバターでよく炒めたりんごを入れたら、タルト生地を上に乗せてオーブンへ。

焼きあがりにタルト生地が下になるようひっくり返すと、あめ色になったりんごがつややかに輝く。

ああ、なんて素敵。

タルトタタン!食べてみたい!!

アップルパイ好きの私は、ずーっとずーっと思っていたのでありました。

お菓子作りは大の苦手な上に好きではない作業なので、自分で作ってみようとは露いささかも思わず、ひたすら食べてみたいの一点張り。

以前、パリを訪れた際にはお目にかかることができず(ロンドンからの日帰り弾丸旅だったのでしかたなかったのですが…)、日本にも本場フランスで賞を獲得したタルトタタンを食べられるお店があると聞いたものの、なかなか訪れる機会がないまま、月日だけが過ぎてゆく始末。

そんなある日、ひょんなことから無印良品が運営するCafe & Meal MUJIの冬メニューにタルトタタンがあることを知ったのでありました。

私の夢のお菓子は、意外にも身近なところに存在していたのです。

これは、行くしかありません。

というわけで、Cafe & Meal MUJIへ。

鼻息荒くタルトタタンをオーダーすると、店員さんに、

「生クリームをお付けしますか?」

と聞かれました。

「ええ、ええ、もちろんお願いします」

そして、ついに積年の悲願、麗しのタルトタタン様におめもじ叶ったのであります。

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Cafe & Meal MUJIのタルトタタン

タルトタタンwith生クリームと、チャイ。

コーヒーにすればセット価格になったというのを知ったのは、オーダー後でした。

タルトタタン=フランスのお菓子

フランス=カフェ文化=コーヒー

ということは、チャイよりもコーヒーの方がタルトタタンに合うのでは?ということに気がついたものの、あとのまつり…

でもいいのだ。オーダー時の私はチャイが飲みたかったのだから。

と自分を励ましつつ、まずはひと口。

「あれ、冷たい?」

なぜかタルトタタンの温度に戸惑う私。

あまりにも長い年月、勝手にタルトタタンのことを想像し続けた結果、フランス語のテキストに描かれていた焼き立てほかほかのタルトタタンを食べることが前提になっていたのです。

おそるべし、思い込み!

気を取り直して、味わうことしばし。

タルト生地はとても薄く、ほぼ甘酸っぱいりんごを食べているような感じ。

添えられた生クリームと一緒に食べると、りんごの酸味がマイルドになって、よりおいしい。

タルト生地の上には、あめ色のりんごのみ。きわめてシンプルなお菓子です。

とてもおいしかったけれど、ほかのタルトタタンと食べ比べてみたい。

私のタルトタタン探求の旅は、どうやらまだ続くもようです。